エステのフラッシュ脱毛やクリニックのレーザー脱毛は、痛みが少なくリーズナブルで、美肌になれる脱毛として人気です。学生や主婦のお小遣いの範囲でも通える料金で、幅広い年齢層の女性が利用していますし、メンズエステでも定番メニューとなっています。肌への負担が少ない方法ではありますが、実際に施術を受けるときにはいくつか注意点があります。全ての注意点に共通しているのは、施術を受けるときの肌の状態です。
まず、極端に日焼けした肌では施術が受けられません。これは、黒い色素に反応するフラッシュライトやレーザー光線を使って毛根を熱処理するという方法だからです。日焼けした肌の黒い色は、メラニン色素という黒色色素が原因です。このメラニン色素は毛根に豊富に含まれている毛の黒さと同じものなのです。
フラッシュやレーザーの効果が半減してしまいますし、熱処理するということで肌が乾燥しやすくなりますので、紫外線を浴びて乾燥がちになっている肌への負担もあり日焼けをしていると施術が受けられないのです。傷や発疹がある場合も、やはり施術が受けられません。ただ、その部分をテープで保護してそれ以外のところの毛を処理することはできます。テープで隠すといえば、タトゥーをしている箇所も施術できないため、やはりテープで保護します。
女性は生理中、妊娠中は施術が受けられないことがあります。この時期はホルモンバランスが不安定になっているため、思いがけず肌トラブルが起ることがあるからです。これらの注意点をあらかじめ知っておくと、いざ契約したけれど施術が受けられなかったといったケースは防げます。